採点業務はとても面倒なものであるということは、学校の先生の間では有名です。数十人もしくは数百人分の生徒の解答用紙を一枚一枚チェックしていくのですから当然でしょう。とくに面倒なのが点数の集計です。点数の集計は、たんなる足し算ではありますが、かなり面倒なのは間違いありません。
人間が計算すると、どうしても計算ミスの発生はさけられません。ミスがないか二重三重にチェックする先生も多いですが、それでもミスが発生することがあります。自動採点システムを導入すれば、採点作業での計算が劇的に楽になります。採点したら瞬時にコンピューターの方に得点が記録されていき、答案用紙全体の合計も自分で計算する必要はありません。
コンピューターが自動で合計点をはじき出してくれますから、作業が本当に楽になります。人間と違い、コンピューターは計算間違いをすることがほぼ100％ありません。採点ミスをしてしまうと、修正作業にまた膨大な時間を使うことになります。とくに模範となる解答に間違いがあった場合は、非常に面倒な修正作業を強いられます。
生徒に返却した答案用紙を回収し、もう一度全部チェックし直し、さらに得点の計算もやり直さなければいけません。このようなケースでも、自動採点システムを導入していれば、わりと楽に修正作業をすることができます。間違いがあった箇所だけを修正してやればいいだけです。成績データベースなどとも連携できる自動採点システムなら、データベースも自動で修正できます。